2015-07-14 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
○紙智子君 今、農業者のメリットをつくっていくというようなことを始めとしていろいろ言われたんですけれども、この原点ということでいいますと、農林法規研究委員会が編集している農林法規解説全集というのがありますけど、この中でも、戦後における我が国の農業政策の基本目標は、まず過去の戦前の権力的統制や経済的束縛から農民を解放し、勤労農民の自主的立場を中心として農村の民主化を実現し、それを基盤として農業生産力の
○紙智子君 今、農業者のメリットをつくっていくというようなことを始めとしていろいろ言われたんですけれども、この原点ということでいいますと、農林法規研究委員会が編集している農林法規解説全集というのがありますけど、この中でも、戦後における我が国の農業政策の基本目標は、まず過去の戦前の権力的統制や経済的束縛から農民を解放し、勤労農民の自主的立場を中心として農村の民主化を実現し、それを基盤として農業生産力の
教育界それから文化人それから科学者、そのほかに先ほどもお話が出た労働界とか受信者層とか中小商人層とかあるいは勤労農民層とか、たくさんいるじゃないですか。なぜこんなでたらめなことをしておるんですか。これは会長さんよりは郵政大臣に私は――郵政大臣、どうしてこんなことになっているの。これは地域代表で構成しているの。地域代表でしかも有名な実業家をもって構成しているの。そうじゃないでしょう。
つまり各界各層の者を網羅して十三名の人がどこの地域から出ようとも、まず勤労農民の代表であるとかあるいは受信者の代表であるとかあるいは労働組合側の代表であるとか、こういうのが近代国家においては非常な発言力とまた非常な力といいましょうか、分野を占めておるんですよ。いまお話しになったようなことは全然悪いとは申しておりません。
三つ、勤労農民に必要な土地を保障するため、米軍と自衛隊の基地などの返還、国有、公有、大山林所有者の農用適地の開墾などを行なう。最新の機械、技術の成果の利用で中小農民の経営を改善する。 四つ、日本に適し、栽培技術の進んでいる農産物の輸出を助成する。 五つ、民主的な総合開発で生活条件、文化、教育水準の向上をはかり、都市と農村の差を縮める。
本来であれば、農地はあくまで勤労農民がそれを所有するという原則の上に立ってものごとをお考えいただければしあわせではあるまいか、かように考えておるのであります。
こういう点についてどういうふうに一体考えるのです、どういうふうに一体金融政策をしていくか、また、農民金融として徹底した勤労農民なり耕作農民に安い金利で安易に長期に借りられる方法はどういうふうにするかということを真剣に私は考えてもらいたいと思うのです。これを申し上げまして、大蔵大臣に関する質問といたしましてはこれをもって私は一応終わりますけれども。
また、農業におきましても、構造改善政策は勤労農民を犠牲にいたしました。出かせぎ農民は急増の一路をたどっております。農業もまた危機に瀕しているといわなければなりません。
(拍手) この際、政府は、飽くことを知らない貪欲独占資本の勤労農民搾取に法律と国費をもってお手伝いしているような今の反動農政を一日も早く改めて、ほんとうに農民が明るい平和な農村を喜び、すべての国民とともに、平和憲法が保障しているごとく健康で文化的な毎日を楽しむことができるような、正しくしかも愛情に満ちた農政確立の方途を再検討することこそ、緊急の責務であるということを最後に警告して、私の農地法の一部
出てこないというのは、農業従事者の所得という、やはり労働者というか、勤労農民というものの、個人というものの所得というものを非常に重視しているわけなんですよ。これは従来の農業立法から比べるというと、非常にやはり違う点なんですね。
先ほど言いましたように、自発的願望という問題で、例は幾つかありますが、一九三五年のソ連のコルホーズ農業アルテリ模範定款第一条を見ますと、勤労農民は、共同の生産手段及び共同の組織された労働をもって、集団的すなわち社会的経営を建設し、自発的に農業アルテリを結成するとあります。これらの歴史の実際の報告を聞きますと、これを自発的と判断なさる方方があるかどうか。
すなわち、それは解放された勤労農民の生産意欲を向上せしめ、その限りにおいての生産性向上となり、零細農耕制はゆるがなかったとはいえ、米麦を中心とする政府の食糧増産対策費や現在の農業基盤整備費といったような諸制度に支えられつつ、価格支持政策のもとに発展し、ついには、所得倍増計画のもとに、米について見ても、昭和四十四年度における需要量千三百万トンという政府の見込みに対し、昭和三十五年度生産で千二百八十六万
一番苦しんでいる勤労農民を救うために、真の農村金融はどうあるべきか。大臣はこれまで一度でもお考えになったことがございますか。考えてみられたことがありますならば、その具体的な構想をお伺いいたしたい。 もし考えられた結果が農地担保資金融通法案、一名自作農維持創設資金融通法案であるというならば、あえてお伺いいたします。
して来て、農村経済の困難さを物語つておるものがありますが、その転落を防止するために、民主党内閣自画自賛の円資金の、いわゆる担保金融という、その資金の増額をはかるといつておられるのでありますが、そのこと自体は決して悪いことではないと思うのでありますけれども、しかしそれがために小作料を高めて農地価格の引き上げに転用して、そうして固定資産税の負担を増大しながら、貸出金額の増加を行おうというのであれば、勤労農民
なおその以外に恐らく、まあ四十町歩くらいになるのかとも思いますが、これはいわゆる林野整備でなしに未墾地開墾の方式によりまして勤労農民にこれを開墾させる、こういうことに持つてゆきたい、かように考えております。
よつて政府は、明年度農林予算について、総合的食糧生産力の増強を超重点項目として明示し、併せて輸出農産物の振興その他農林政策の根幹をなす恒久的対策については、少くとも従前の予算額以上の予算を確保してこれが達成を期すると共に、勤労農民の生産意欲の昂揚を期するよう財政上、金融上万遺憾なく措置するため、速かに第一次査定内容の改訂を行うべきである。 右決議する。
これまつたく独占資本擁護、勤労農民圧迫の自由党の本質をむき出しにしたものといわなければなりません。(拍手)農民に対しては、食糧生産の国家的重要性を強調し、低米価供出を要求しながら、一方においてこの食糧生産にとり不可欠の肥料については、これを独占資本の利潤追求にまかせているということは、何たる矛盾であり、不合理でありましようか。
そもそも戰後のいわゆる農地改革は、米日の反動主義者によつて、農業問題を民主的に解決しようとする勤労農民の闘争を挫折させ、帝国主義者の抑圧に対して闘う国民大衆を分裂せしめることによつて日本の民族支配を容易に行おうとする立場からなされたものである。
そこで私の考えを申しますならば、たとえば勤労農民から、面接土地を取上げられる人から申立てのあつた場合は、少くともその問題の解決、本人の納得するまでは、従来各地でありましたことく、その申立てのあつた農民が、調停が完了するまでは耕作を続けて行き得るという措置をとられるのがほんとうではないか。従つてそういう措置をとられるように措置される考えはないか。この点だけ明確にしておいていただきたい。
とにかくそうして数さえ減らせばだんだん勤労農民の代表者が出て来る可能性が少くなる。そういうような、いろいろなあの手この手を巧みにやられて、上からぱつと押えつけてやろうというのが、この法律案のねらいである。
しかも勤労階級と申しまてしも、いわゆる勤労農民まで含めまして、特に重課されて来ておるということが言えると思いますが、こういう点を意識的におやりになつたのかどうか、たとえば農民に対しましても国民健康保険税の新設、これは勤労農民にとりましては非常に寢耳に水のような話で、今でも困つております税金の上に、さらに国民健康保険税というようなものを新しくとられるということは、これは耐えられないことであると思うのであります
中小業者及び勤労農民に対しましても、その再生産と最低生活を期し得られるような政策を予算の中に盛り込まなければならないのであります。そのためには税制及び価格政策につきまして、根本的な改革を行う必要があると私は思う。他面インフレ所得、やみ所得を徹底的に捕捉し、また資金の計画的、能率的運用をはかるために、金融機関の社会化をはかれというのがわれわれの主張であります。